エンジン製作編 [4/4]


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エンジン製作完結編です。


ミッション合体のため、完成したエンジンをスタンドから降ろします。

リヤオイルシール周り。

中古ですがJUNのクロモリ軽量フラホを挿入してみました。STD=7.6kgに対して4.9kg。フラホボルトは新品&トルク管理をきっちりと・・

クラッチはTRDのスポーツフェージング&強化カバー。ちょっと重いけどかなり乗り易くて気に入りました。SSTで芯出し。

ディスクのアップ。

芯出しした状態を反対側から。

EXCEDYのOEMですね。

クラッチも装着完了系。

ミッション合体直前。今回はクスコ機械式1way LSDが入った頂き物S50ミッションをそのまま積みました。

レリーズベアリングは新品に。シャフト挿入前にスプライングリスをたっぷり塗ります。

エンジンとミッションの高さを合わせながら挿入完了。

エンジン搭載前にバルクヘッド周りの作業は全て完了。

ブレーキはマスターバック以外殆ど新品、パワステ周りもラッピ&ポンプをリビルト交換、チューブ類は新品交換しました。

重量物の作業時はいちお安全靴履いてますの図。

位置合わせしながらいよいよ積み込んでいきます。

慎重に下げていきます。

ミッション合体状態で上刺しだとフレームに当たって真っ直ぐは入りません。チェーンのコマ数調整で微妙に斜めに刺すのがポイントとなっています。

無事フレームを通過してほぼ定位置に納まりました。

エンジン&ミッションマウントの接続なんかをしつつ。

TD05&ステンエキマニを仮合わせしてみつつ。

エキマニがないとエンジン〜ラヂエータ間はスカスカです。

フューエルフィルタ、チャコールキャニスタとの燃料系接続も着実にやっていきます。

これはベーンポンプ裏側からの図。

ドラシャのブラケットを装着したり。

ミッションオイルシールにMPグリス塗布。

ドラシャを刺したらミッションオイル注入。今回はTRDのFF LSDオイル(75W-90)を投入。LSDの効きはマイルドで今のところ不満なしです。

オイルが回っていない状態からの始動なので呼び水的にフィルタ部からオイルポンプに向かってオイル注入しときます。これをやっておくとクランキング数回で油圧が掛かりだすのが確認できます。

始動前にコンプレッション確認。ばらつきなく良好。

燃圧も念のため確認。画像は低下後ですがアイドリングで2.5bar程度。3S-GTEポンプ使用。

実はこの段階で、エンジン始動するもカブリまくってまともにアイドルしないことが判明。原因を探り続け最後に行き着いたのがインジェクタの駆動信号でした。。正常なパルスの倍の周波数が出力されていることに気づいてしまい、、

更に根本的な原因を探ってついに見つけたのが配線図に未記載のインジェクション信号線短絡。元々載ってた4Sエンジンは4気筒同時噴射だから問題なかった訳ですが、3Sは2気筒ずつのグループ噴射。この短絡を放置して3S用ECUに置換すると、インジェクション量が正常の2倍になってカブリまくるという理屈なのでした。。。

コンロッドボルトの締め付け仕様変更に後から気づき車上作業するハメにも。。

今回投入したパワステ、ブレーキ、ミッションの各フルード。

パッキン&アドヘシブ系4種。

原動機変更に伴い車検取り直しとなった訳で、改造部位説明書に使った写真 その@。

そのA

そのB

仮ナンバー取りにいくのもめんどくさかったんでローダで陸事に持ち込むことに。マツダレンタカーの営業所オープンキャンペーンに乗って激安で借りることができました。後ろ向きに載ってるのはシャコタン故のやむを得ない措置です。。50mmくらい車高上げたのにおかしいですね。

車両の持ち込み前に地元陸事にて書類審査を済ませています。以前は書類審査&原動機変更の持込みは品川の東京運輸支局に出向く必要があったように記憶していますが、最近は地元の各検査登録事務所で可能になったみたいで若干楽。ブレーキ変更、ミッション変更に続いて3度目のマル改ですが何度やってもメンドイです。

現場での検査ポイントなどが書かれた書類一式を窓口で受け取ってラインに向かいます。

テスタ屋で光軸&サイドスリップなどをやっていたら午前中の枠に間に合わず、昼休みの間待ちぼうけ。

最初は継続検査と同じラインに入る。これも数回目なのでだいぶ慣れてます。次に新規のラインに入って原動機周りのチェック、車重、寸法測定などを行いましたが写真なし。

無事一発合格してローダに搭載してご機嫌に帰宅。

40kg程度の軽量化&排気量アップで久々に乗るコロナは速すぎてちょっとビビりました?(笑)
これにてエンジン製作編は一旦完結です。

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